2016年4月30日土曜日

仮にAくんとしよう~怪談ゲームのはじまりはじまり ♯1

チリンとなる鈴の音が肌にひんやりとする。
ここ数日は風が強くて、まだ肌寒いけれど、
明日から5月、夏にかけて暑くなっていくことだろう。
拙い朗読と滑る突っ込みでも聞いて、十分に冷えてください

https://youtu.be/AwoWm7Eruzo


雪は降りやまない。
 夜の暗闇を照らすのは、ライターの頼りない明かりだけ。
「次は俺の番か」
 一人の少年が、白い息を吐きながらそう言った。
「これは俺の友達の話なんだ。そいつの名前は、そう――、」

――仮にAくんとしよう。 

5人の少年による怪談が今幕を開けます。
☆基本、読んでいくだけですので、突っ込みはあまりありません。
余談ですが、俺は小学生の修学旅行で夜、
 怪談話を読んで、友達に絶賛されたことがあります。
林間学校で肝試しのお化け役をやった時は、
 大根脚女生徒に腹部を蹴られて、殴り返しました。
☆大学の部活の合宿でもレクリエーション係を買って出て、
 夕闇の山にお化け兼BGM担当で隠れていましたが、
 花火の轟音にかき消されて、ちっとも怖くなかったなあ。
☆そして、部の余興ホラー爆笑劇”着信なし”を演出したのも俺。
☆怖いものには縁のある俺だが、霊感だけはない。……昔はあったけど。
ゲーム製作者様:クロチカ様
サイトURL:http://clotica.com/
ゲーム紹介ページ:http://clotica.com/kariAgame.html
ゲームDLページ:http://www.freem.ne.jp/win/game/8573

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